2005年秋 北海道の旅

9月13日

朝、宿のご主人?と少々お話しをしたところ、今日も混雑していて空き部屋は1つのみ、とのこと。
今日は道東エリアから外に出ることは無いだろう…と考え、宿で悩まないよう、その場で今晩の宿泊予約を入れてしまいました。

出発は8時過ぎ。夜は夕食に間に合うように18〜19時の間に戻ってこなくてはいけません。
天気はどんよりと曇っています。なかなか快晴になってくれませんねぇ…

開陽台

中標津に宿を取った朝は、まず定番の開陽台へ。
この時間帯ならキャンプ組以外の観光客は少ないので、雰囲気を壊されることもありません。

開陽台メモリアル

ただ、新しい展望台は未だに馴染めないですねぇ…
写真のメモリアルプレートに写っている、旧展望台の素朴さがこの場所に合っていたのになぁ…といつも思います。

北19号線

開陽台下を走る北19号線も、ご覧の通りの一直線道路。
この周辺はどこを走っても真っ直ぐな道路ではありますが、この道が一番豪快でしょうか。

さて、今日は天気次第では知床方面も考えていますので、まずはここから東に向かいます。
が、その前にちょっと寄り道を…

メロディーロード(ト音記号)

写真の道路は、標津町にある、町道川北北7線。
またの名を【メロディーロード】と言います。

居眠り防止用に路面に溝を切って音を発生させ注意喚起する…という手法がありますが、ここではそれを発展させ、定速で走行するとメロディが聞こえて来る…というものです。

偶然ニュースでこの情報を知り、道東では必ず行くぞ!とリサーチ十分で訪れたのでした。

メロディーロード(音符)

流れるメロディは道東の定番「知床旅情」です。

ですが、きれいなメロディを出すのはなかなか難しい…
一定速度をキープしないと音程が外れちゃうし、速度が早すぎると早回しみたいになっちゃうし。

納得できるまで何往復かしているうちに他の観光客がいらっしゃったので、そこで退散します。
結局「少々音程の崩れたオルゴール」程度までしかメロディを出せませんでしたが、それでも十分楽しかったですね。

新酪農村展望台

羅臼方面に向かうR335分岐点までやって来ました。しかし知床方面は厚い雲に覆われています。明日に期待…ですかね。
今日は釧路支庁エリアをウロウロすることに決めて、進路を南へ。
尾岱沼の先からは国道を外れ、さらに南下。

途中、一昨年も訪れた別海町の新酪農村展望台に立ち寄ります。
でも今日は曇り空で、以前訪れた時のような雄大感もいまひとつ。
せっかくなので、写真はその時のものを…

琵琶瀬展望台

さらに南下を続け、昨日走った北太平洋シーサイドラインまで出て来ました。
ここからは進路を西へ。

少し先の琵琶瀬展望台で一休みです。

丹頂鶴

昨日走ったルートを逆走して、厚岸までやって来ました。(今日もカキ料理はパス…)
ここから再び内陸に入り北西方向に進み、標茶を経由して、これまた昨日走ったr243へ。

目的は、ノンビリ腰を落ち着けて鶴を観察するためでした。


丹頂鶴の群れ

道路沿いからパッと見ただけでも、昨日以上にたくさんの数が居るようです…

(もっとたくさん居るのですが、超広角でないと群れ全体を捉えきれない…)

逃げる丹頂鶴

ただ彼ら、やはり相当警戒心が強いようで、少しでも近寄って行こうとすると、声を掛け合って(?)さっさと逃げていってしまいます。

彼らを驚かすのは本意ではないので、しばらく遠くからそっと眺めていました。

多和平

多和平

多和平の風景

360°このような景色が広がっています

屈斜路湖

屈斜路湖周辺の山の天気は雲が厚く、美幌峠・津別峠とも景色は真っ白
r588の途中で、わずかに湖面が姿を見せました

エゾシカの親子

薄暗い天候ゆえ、鹿がたくさん現れます…

津別峠でUターンし、19時少し前に中標津の宿に戻りました。


今日の走行距離 : 485km

9月14日に続く

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Peugeot 306 "dokomademo" Life