2005年GW 九州の旅

5月4日

今日は、20時くらいまでに関西本拠地に帰り着ければOKなので、高速オンリーでは時間が余ってしまいます。
まずは九州に行ったら必ず走る道に向かうこととして、その後どうするか?
実は、とても行ってみたい場所があったのですが、寄り道の程度が大きくなり過ぎるのがネック。
とりあえず、「出たとこ勝負で決める」事にして、6時半過ぎに出発しました。

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熊本郊外からR57を東進し、大津町からr339に折れます。
このr339・北外輪山大津線は、その名の通り阿蘇の外輪山を登っていく道で、非常に爽快感に溢れたお気に入りのコースです。
通称「ミルクロード」と呼ばれており、私はてっきり牧場=ミルクを連想していたのですが、実は真っ白いミルクのような霧が出るから…らしいです。

ただGW中でもあり、朝早いにもかかわらずクルマの数は多めで、ワインディングを快走…という訳にはいきませんでした。

大観峰から阿蘇谷を望む

外輪山の稜線まで登ってくると、r45に合流します。この道を東進します。
R212との交点を過ぎた先に、大観峰という景勝地がありますので、ちょっと休憩。

大観峰からは、阿蘇谷の盆地風景・阿蘇山を含んだ絶景が広がっています。ただ今日は曇り気味で靄も掛かったような状態で、少々景色は冴えません。
(ただ写真では分かりにくいですが、田植え前の水田の水面が光っていたのは雰囲気良かったです)

朝8時前なのに、駐車場がいっぱいだったのにもビックリ。皆さん早起きなのね…

やまなみハイウェイ

さらにr45を東進すると、r11=通称「やまなみハイウェイ」に合流しますので、ここから北上開始。
このやまなみハイウェイこそが九州に行ったら必ず走る道。

この時点ではまだ朝早く、ちょっと薄曇りで爽快感はなかったのですが…

長者原から

牧戸峠を越えて飯田高原側へ下りていくと、空はすっかり青空に。そうこなくっちゃ!

写真は、途中の長者原で一度Uターンして、南向きに久住山方面を撮ったものです。
 (原付西日本の時に、洋さんが「スゴイねぇこの正面の絵は…これは嬉野君撮れてるかい?」と語った、あの区間です)

阿蘇界隈が早朝からクルマがいっぱいだったので、この道も「快走できるかな?」と心配だったのですが、クルマは多かったものの流れが悪くなかったので、気分良く高原ドライブを楽しむことができました。

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やまなみハイウェイ終点の水分峠に着きましたが、まだ9時過ぎです。まだまだ寄り道できそう…
R210を西に、途中九重ICから大分道に上がり杷木ICまで。
杷木町からr52を北へ、R211に合流したところで大行司方面へ進み、そこから改めてr52を北上。

ここ旧・宝珠山村(現・東峰村)を訪れるのは10数年ぶり。
その際に気になっていた風景を再訪します。

JR日田彦山線・金剛野橋

それはこの「めがね橋」。
同様の橋梁が近辺に3箇所ほどあります。その中では、この金剛野橋が一番規模が大きいでしょうか…

実は、その3つの橋を探している最中にちょうど列車が走って行きました。
「しまった、列車をバックに写真を撮れば良かった」と思いつつ橋の写真を撮り終えましたが結局諦め切れず、近くの筑前岩屋駅まで列車の時刻を確かめに。
すると約20分後に来ることが分かったので、この場所に移動して待ち構えていたのでした。

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時刻は11時になりました。
「とても行ってみたい場所」への寄り道は微妙な時間になっていますが、とりあえず北上することにします。
しかし、ここで判断ミスを…

撮影場所からr52を添田方面にそのまま北上するのが最短ルートでした。ただ「この道は悪路」という内容を見たような記憶があったので、安全のためにR211→R500の迂回ルートを選択したのが大間違い。
小石原で陶器市が開催されていたため、R211は途中から大渋滞。
おそらく1時間近くはロスしたのではないでしょうか…

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寄り道は厳しくなってしまいました。
素直に帰路につきます。

彦山駅でr52に復帰し、小倉方面を目指します。
香春町でR322に進んで更に北上、小倉南ICから高速に上がり、本州方面へ。

今日は広島・岡山界隈で混雑が予想されるので、山口からは中国道を選択。
広島・岡山両県内は快走できましたが、兵庫県に入ったところで宝塚先頭の渋滞情報が。
高速の渋滞は一切避けたいので、福崎ICから播但連絡道に折れて山陽道方面へ。
ところが渋滞表示が無かったはずの山陽道に合流すると、速度が50km/h程度しか出ていない状態。
「また裏目か」と落胆しましたが、ほどなく流れが良くなったので助かりました。

あと一息です。
三木JCTで明石海峡大橋方面→布施畑JCTから北神戸線へ、というルート選択も渋滞回避のため。
思惑通り西宮山口南ICまで快走できましたが、県道82に下りたらズラっと車の列が。
西宮北道路の入口まで30分ほど、最後の最後で渋滞に巻き込まれながらも、19時半過ぎに無事本拠地に到着しました。

今回は実質2日半の九州でした。
もう少々満喫したかったところですが、また来年以降のお楽しみ…ということでしょうか。


翌5月5日も、大きく寄り道しながら帰宅しました。
西宮IC(名神)大山崎JCT(京滋BP)瀬田東IC(r16)信楽(R307)水口(r549・R1)土山(r9・R477)湯の山(r577・r624・r14・r620・r64)四日市東IC(東名阪)四日市JCT(伊勢湾岸道)豊田JCT(東海環状道)土岐JCT(中央道)甲府昭和IC・温泉→いつもの下道

(おわり)


4日の走行距離 : 854km
5日の走行距離 : 609km

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