まず朝一番で訪れたのは、山都町(旧・矢部町)の通潤橋。
川が横切る台地間を、逆サイフォンの原理を利用して水を送るための水路橋です。
100年以上も前にその原理を思いついた知恵と、いくつかの工夫を駆使して実際に架橋していしまう行動力に感嘆するばかり。
優れた機能は美しさを兼ね備えるものですね。
明日の午後には島根に入らなくてはならない…という予定があります。
したがって少し余裕を見て、今日中に九州を出て山口県で泊まることを考えて昨晩宿を探しましたが、やはりGW本番に入っているので、相当混み合っている模様。なかなか空いている宿がありません。
それでも何とか瀬戸内海側の宇部市に宿を取ることができました。
今日は各所での混雑が心配ですので、できるだけマイナーな道を走り続けながら北上する作戦です。
出発は6時半過ぎ。
まず朝一番で訪れたのは、山都町(旧・矢部町)の通潤橋。
川が横切る台地間を、逆サイフォンの原理を利用して水を送るための水路橋です。
100年以上も前にその原理を思いついた知恵と、いくつかの工夫を駆使して実際に架橋していしまう行動力に感嘆するばかり。
優れた機能は美しさを兼ね備えるものですね。
GWに阿蘇山に登って大変な目に遭った事があるので、今回もパス。
メインロードを迂回するように進みます。
阿蘇の外輪山を越える、R265の箱石峠。
写真では全く伝わりませんが、高森町側から峠の頂上を越えた瞬間に広がる景色は驚くほど壮大です。ちょっと日本離れしてますね…
九州の定番、やまなみハイウェイ。
ここは混雑するのが分かっていても外せません。
(実際には道路の流れは比較的スムーズでした。駐車スペースはどこも超満員でしたが…)
一昨年も写真を撮った長者原のスペースで、その際とはクルマの向きを変えて1枚。
ハイウェイ終点の水分峠周辺まで、ほぼスムーズに来ることができました。
この先は、別府湾沿いの市街地まで一般道を下ってしまうと混雑するだろうと考えて、少々大分道でワープすることにします。
湯布院から日出JCTに下りていく区間の風景も素晴らしい。目前の由布岳(豊後富士)も威風堂々といった感じ。
別府市街をパスして国東半島に向かいます。
国東市のサイクリングターミナルまで来たところで、自転車の大群が現れました。どうやら「ツール・ド・国東」というイベントが行われていて、ファミリーで参加できるサイクリングから、本格的なロードレースまで行われている模様。
レースは反対車線側でしたが、参加車両を避けるように時々はみ出してくるクルマに気を使うこととなりました。
国東市国東町富来。「とみく」と読みます。
富来を通る道路だから「富来路」。「とみくじ」と読ませるそうです。
その名にあやかって「開運ロード」と名付けられており、宝くじ等の当選祈願に訪れる人も多いそうで。
国東半島先端の竹田津からは、本州・山口県の徳山行のフェリーが運航されています。
この先、国東半島を一周しつつ周防灘に沿って本州に向かうルートは、以前の経験から混雑が予想されます。そのため一気にショートカットすることも考慮に入れ、一応フェリーの時刻は調べておいて乗れるものなら乗ろう…と考えて走っていました。
しかし、残念ながら間一髪間に合わず。
ゆえに結局、海沿いに走って関門海峡を越えることになりました。
ところどころ混雑はありましたけれど、大きな渋滞は無かったので助かりました。一方で道の駅などは大混雑で、休憩を取るのには苦労しましたが…
苅田からは、北九州空港のアクセス用に作られた東九州道に乗り、北九州JCTを経て関門橋で本州に渡りました。
関門橋を渡った時点で、時刻は15時過ぎ。
もう少々寄り道できそうです。そこで一昨年諦めた「行きたい場所」に向かうことにして、下関から日本海側に向かいました。
やって来たのは、西長門地方の豊北町・角島。2000年に島と本土を結ぶ美しい角島大橋が完成しており、どうしても通ってみたかったのです。
しかし読みが浅すぎました。なんと橋の入口から両方向とも全線渋滞しています!
島内の施設も、どこも大混雑。
結局、島内を一周しただけで戻って来てしまいました。
最後に本土側の道の駅?から1枚。
今日の曇りがちの天気の下でも、エメラルドグリーンに近い色の海と白い砂浜が広がっています。
これは晴天の日にリベンジしなくては…
あとは温泉だけ。
今日のお湯は、一の俣温泉大衆浴場。
外見は良い感じに鄙びた公衆浴場ですが、中も…
うーん、どうでしょうか。お湯は悪くなかったと思いますけれど、施設の設備を考慮すれば、これで\500はちと高いかな?
湯上り後は寄り道もせずに、20時過ぎに宇部の宿に到着しました。
Peugeot 306 "dokomademo" Life