2004年秋 東北への旅

9月25日

夏休みというにはものすごく時期外れですが、休みが確定したので遠出することに決めました。
今回の行き先は、東北です。
プランとしては、

前半 : 久しぶりの(306になってからは初めての)三陸地方
後半 : 温泉宿で湯治?

前半は、メインルートをできるだけ三陸海岸沿いを北上する形として、そこから寄り道するオプションをたくさん用意しておき、それらを行き当たりばったりで選んでいくという、毎度のパターン。
後半は、以前から気になっていた青森の温泉宿に2泊くらいするつもりでノンビリと。
帰り道もノンビリ南下しつつ、途中の山形で蕎麦を食す…
そんなイメージを立てて臨みました。

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土曜日の朝の雑用を済ませ、曇り空の下、10時過ぎに出発。
今日の予定は、この段階ではハッキリと決めていません。
時間が時間だけに渋滞は避けられず、東北道の浦和料金所まで2時間弱を要しましたが、その後はスムーズに流れてくれました。
しかし天候の方は芳しくなく、時折強い雨に見舞われてスピードダウンを余儀なくされる場面もあったりして、先行きに不安が…

それでも14時過ぎには、郡山の先の安達太良SAまで来ることができました。
そろそろ宿を決めなければいけない時間です。
明日のことを考えると、ある程度は北上しておきたい。
ナビを使って、いくつかの街までの距離を計算させると、ここから石巻まで200km弱。
多少寄り道をしながらであれば、ちょうど日が暮れる頃に到着できるだろう…と考えて、今日は石巻まで進むことに決めました。
事前に調べた中で良さげに感じた宿があったので、まずそこに電話すると、あっさり予約が取れました。

安達太良SAを出発した後も雨は降ったり止んだりが続きましたが、仙台南ICから仙台南部道に折れたあたりから、曇の色が明るくなってきました。
薄日も差してくるようになり、どうやらこの先は雨の心配はしなくても大丈夫そうなので一安心。
さらに、仙台東部道を経由して三陸道に進み、松島海岸ICで高速を下りて松島湾を目指します。

海沿いのR45まで下りてくると、けっこう渋滞していて、駐車場なども混雑しています。
この界隈ではノンビリできそうにないので、奥松島と呼ばれる、松島湾の東側を訪れることにしました。
R45からすぐに県道27に折れてJR仙石線沿いを東へ、あとは「奥松島」の青看板に従って進んでいきます。
地図に「松島湾を一望」と評されている展望台があったので、そこへ行ってみることにしました。


大高森展望台
ここは、奥松島の宮戸島にある、大高森(←山の名前です)の展望台からの景色です。
松島には四大観と呼ばれる4つの展望地があり、ここはその中のひとつで『壮観』と名づけられています。

大高森展望台
穏やかな海に小さな島々のコントラストが映える、素敵な場所でした。
通り過ぎる風も心地良くて、結局夕刻まで小1時間ほど、ノンビリしてました。

もう少し雲が切れてくれれば言うことなしだったのですが…


すっかり日が暮れてしまったので、あとは石巻まで一直線です。
県道27→県道60→R45→R398と進み、途中買い物などしながら、19時前に宿に到着しました。


石ノ森マンガのモニュメント
石巻は、漫画家石ノ森章太郎氏ゆかりの地。

石巻駅から、石ノ森萬画館までの通称「マンガロード」には、石ノ森マンガのキャラクターのモニュメントが点在します。
その他、ポストの上やベンチの横、商店街のシャッターにも見事な作品が。

夕食前にこんな写真を撮りつつ街を一回り散歩してみましたが、さすがに半袖ではちょっと肌寒いです。
明日以降は長袖かな?


宿に戻って、PCをネット接続して情報収集しようとしたものの、回線に接続できません。
しばらくして分かったのですが、なんと部屋の電話、「外線は0発信」と書いてあるのに、0を押しても外線に繋がらないではないですか!
仕方ないので、TVで天気予報だけチェックしたあとは、朝早く出発もできるよう、早く寝て明日に備えることにします。
予報は芳しくないのですが…

※本日の走行距離:514km … 詳細行程


9月26日に続く

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