どこまでも３０６ > あしあと > 2005年GW 九州の旅[3]

５月１日

九州行きは決めたものの、休みの残り日数はそれほど多くはありません。
今回は佐賀・長崎あたりを中心にウロウロしよう…ということに決めました。

さて今日は、昨晩プランを立てた段階でも「移動のための日…」と割り切っていました。しかし、実はどこまで進むか？が大問題です。
私は大の地震嫌いで、大きな地震直後の福岡界隈で泊まる勇気は全然ありません。
一気に佐賀以西まで進むことも考えていましたが、午前中少々バタバタし、出発はお昼ご飯以降にズレ込んでしまいました。

状況次第では手前の山口泊まりでもいいか…などと思いつつ出発したのですが…

	10分もしないうちに雨が降り出し、それがすぐに強い降りに変わりました。「幸先良くないなぁ」と思いつつ進みますが、何か違和感が… なんと、ルームランプのところから水滴がポタポタ落ちているではないですか！実は、先日洗車をした際にも同様のトラブルに見舞われていました。でもその時は、あまり深刻に考えていませんでした。今回は水滴量も多く、このまま放置して運転を続けられるレベルではありません。
	幸い？、ルーフのアンテナの基台部分から水が浸入しているのだろう…という見当は付いていました。予定の進路を外れ、空きスペースを見つけてクルマを止め、先日モールを修理した際に使ったテープで基台の周囲を塞ぐ作業に取り掛かります。しかし相変わらず雨が降っており、傘を差しながらでは思うような加工ができません。一度クルマの中に戻って、心を落ち着けます。この時点で九州行きの断念も考え始めましたが、「やるだけやってみてから決めよう」と腹をくくりました。少々休憩した後、作業のしやすい場所を探します。ちょうど高速道路の高架下に雨の吹き込んでいないスペースを見つけたので、そこで作業再開します。
	ここで20分ほどかけて、写真のように基台の根本部分をテープで塞ぎました。（写真は別の日撮影）この状態で試走してみて、その結果で九州行きを判断することに。出発当初ほどの降りではありませんが雨の続く中、少々走り回ってみます。水滴は落ちてきません。ルームランプ周辺にあった水濡れも乾いてきました。テープが剥がれ落ちそうな事も無さそうです。なんとか旅が続けられる…そう判断しました。
	試走の結果次第では本拠地に戻ることを考えていたので、西へ向かう際に利用する西宮北ＩＣからはずいぶん離れた海沿いまで出て来ていました。 GOサインは出したものの、最初のうちはすぐに引き返せるようなルートを選択することにします。南芦屋浜から阪神高速湾岸線に乗り、終点の住吉浜でいったん下道に下りてから神戸線に乗り継いだあたりで、また一気に雨足が強まってきました。いったんその先の京橋PAに入って15分ほど様子を見ます。雨漏りは問題なさそう… 九州行き、決定です！ただし時刻は16時に近づいていて、さすがに九州、それも佐賀までは進めません。カーナビの行き先に山口市をセットすると、到着時刻は22時前後と出ました。そのあたりで宿泊することに決めて、ようやく本格的にスタートです！
	神戸線終点の月見山から第２神明、名谷ＪＣＴから垂水ＪＣＴへ。ここから神戸淡路鳴門道の北行方面に進みますが、その入口でまたしてもETCゲートのバー開かず！阪神高速・第２神明の料金所は共にOKだったのに…何故？通行券を出してもらい進みますが、ETCマイレージのこともありますし、すぐに神戸西ＩＣで下ります。出口ですぐにＵターンしてETCゲートからの入線を試みます。しかしバーは上がってくれません。ここでは係員さんの誘導でいったんバックして再チャレンジの機会もあったのですが、やはりダメ。もうこの旅の間、ETC走行は諦めるしかなさそうです…
	神戸西ＩＣから山陽道を北上します。（道路戸籍上、神戸西ＩＣが山陽道と神戸淡路鳴門道の分かれ目になっています）三木ＪＣＴでは岡山方面へ。このあたりでは雨はすっかり上がり、またクルマの数も比較的少なく、予想に反して快調なペースで走り続けることができました。
	吉備ＳＡで給油＆休憩した後さらに進みますが、広島県に入ったあたりから天候が一気に悪化。雨足はワイパーを高速回転にしても追いつかない勢いに！そんな雨降りの中でも雨漏りは全く問題なかったので、その処置に関しての不安は消えました。その反面、雨の勢いは走行に支障を生じる一歩手前の様相で、今度はそちらの方が不安いっぱい。当然クルマの流れも悪く、我慢の走行が続きます。激しい雨は広島市を抜けるまで続きました。
	岩国で山口県に入る頃には、もう雨はほとんど降っていません。今日は天候の変化が激しい一日ですねぇ… 走りのペースも快調なものが戻ってきたので一気に進みます。今日の宿は、明日の予定（高速で一気に佐賀入り）を考慮して、中国道の山口ＩＣそばに予約済。このまま山陽道を進んでしまっては少々行き過ぎてしまうので、防府東ＩＣで下ります。

防府市街で遅い夕食＆少々のお買い物を済ませた後、21時少し前に宿に到着。
いったん休憩してから湯田温泉に行くことも考えていましたが、宿に温泉大浴場があったので、そこでノンビリすることができたのはラッキーでした。

それにしても、今日は雨漏り・ETC不具合・大雨と、心労の重なる一日だったですね。
明日は午後からですが天気は良い、とのことなので、その予報に期待して床につきます…

本日の走行距離： 486km

●５月２日に続く

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	10分もしないうちに雨が降り出し、それがすぐに強い降りに変わりました。「幸先良くないなぁ」と思いつつ進みますが、何か違和感が… なんと、ルームランプのところから水滴がポタポタ落ちているではないですか！実は、先日洗車をした際にも同様のトラブルに見舞われていました。でもその時は、あまり深刻に考えていませんでした。今回は水滴量も多く、このまま放置して運転を続けられるレベルではありません。
	幸い？、ルーフのアンテナの基台部分から水が浸入しているのだろう…という見当は付いていました。予定の進路を外れ、空きスペースを見つけてクルマを止め、先日モールを修理した際に使ったテープで基台の周囲を塞ぐ作業に取り掛かります。しかし相変わらず雨が降っており、傘を差しながらでは思うような加工ができません。一度クルマの中に戻って、心を落ち着けます。この時点で九州行きの断念も考え始めましたが、「やるだけやってみてから決めよう」と腹をくくりました。少々休憩した後、作業のしやすい場所を探します。ちょうど高速道路の高架下に雨の吹き込んでいないスペースを見つけたので、そこで作業再開します。
	ここで20分ほどかけて、写真のように基台の根本部分をテープで塞ぎました。（写真は別の日撮影）この状態で試走してみて、その結果で九州行きを判断することに。出発当初ほどの降りではありませんが雨の続く中、少々走り回ってみます。水滴は落ちてきません。ルームランプ周辺にあった水濡れも乾いてきました。テープが剥がれ落ちそうな事も無さそうです。なんとか旅が続けられる…そう判断しました。
	試走の結果次第では本拠地に戻ることを考えていたので、西へ向かう際に利用する西宮北ＩＣからはずいぶん離れた海沿いまで出て来ていました。 GOサインは出したものの、最初のうちはすぐに引き返せるようなルートを選択することにします。南芦屋浜から阪神高速湾岸線に乗り、終点の住吉浜でいったん下道に下りてから神戸線に乗り継いだあたりで、また一気に雨足が強まってきました。いったんその先の京橋PAに入って15分ほど様子を見ます。雨漏りは問題なさそう… 九州行き、決定です！ただし時刻は16時に近づいていて、さすがに九州、それも佐賀までは進めません。カーナビの行き先に山口市をセットすると、到着時刻は22時前後と出ました。そのあたりで宿泊することに決めて、ようやく本格的にスタートです！
	神戸線終点の月見山から第２神明、名谷ＪＣＴから垂水ＪＣＴへ。ここから神戸淡路鳴門道の北行方面に進みますが、その入口でまたしてもETCゲートのバー開かず！阪神高速・第２神明の料金所は共にOKだったのに…何故？通行券を出してもらい進みますが、ETCマイレージのこともありますし、すぐに神戸西ＩＣで下ります。出口ですぐにＵターンしてETCゲートからの入線を試みます。しかしバーは上がってくれません。ここでは係員さんの誘導でいったんバックして再チャレンジの機会もあったのですが、やはりダメ。もうこの旅の間、ETC走行は諦めるしかなさそうです…
	神戸西ＩＣから山陽道を北上します。（道路戸籍上、神戸西ＩＣが山陽道と神戸淡路鳴門道の分かれ目になっています）三木ＪＣＴでは岡山方面へ。このあたりでは雨はすっかり上がり、またクルマの数も比較的少なく、予想に反して快調なペースで走り続けることができました。
	吉備ＳＡで給油＆休憩した後さらに進みますが、広島県に入ったあたりから天候が一気に悪化。雨足はワイパーを高速回転にしても追いつかない勢いに！そんな雨降りの中でも雨漏りは全く問題なかったので、その処置に関しての不安は消えました。その反面、雨の勢いは走行に支障を生じる一歩手前の様相で、今度はそちらの方が不安いっぱい。当然クルマの流れも悪く、我慢の走行が続きます。激しい雨は広島市を抜けるまで続きました。
	岩国で山口県に入る頃には、もう雨はほとんど降っていません。今日は天候の変化が激しい一日ですねぇ… 走りのペースも快調なものが戻ってきたので一気に進みます。今日の宿は、明日の予定（高速で一気に佐賀入り）を考慮して、中国道の山口ＩＣそばに予約済。このまま山陽道を進んでしまっては少々行き過ぎてしまうので、防府東ＩＣで下ります。