5月6日
今日こそ本当に最終日。
「行きたい場所」に行って、どこかで温泉に入って、まぁ深夜までに帰宅できれば…という、今日も計画はラフです。
昨日寝坊したことを踏まえて、今日は最初からノンビリするつもりです。結局9時過ぎの出発になりました。
米沢市内でガソリン補給し、R287を長井方面に戻ります。
羽前小松で県道をショートカットで使い、飯豊町でR113へ左折、宇津峠を越え新潟県に入り、荒川沿いに西に向かいます。
関川村大島からR290を南西へ、途中の新発田市中心部はいったん国道を外れて大きく迂回します。
再度R290に戻った後の新発田〜安田の区間は温泉が点在するエリアですが、午前中はちょっとガマンで。
途中の出湯でr271へ右折すると、いよいよ「行きたい場所」が近づいてきます…
ついにやって来ました。 ここは全国有数の白鳥渡来地として知られています。 (ちょっと変なパノラマ写真になってますがご容赦を…) |
予想外に、瓢湖に留まっている白鳥も20〜30羽程度います。 冬季には5000羽にも達する…ということですので、ぜひ見てみたい! |
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鴨の仲間は、白鳥の何倍もいます。 気が付いたのは、彼らの警戒心が少ないこと。 とは言え、騒がずにそっと見るのがマナーだと思います。 |
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この湖は元々用水地として370年ほど前に作られ、当時から白鳥の渡来が見られたそうですが、狩猟の対象になった事で一度は姿を消します。それが1950年に突然再び渡来が始まり、その4年後に餌付けに成功してからは、白鳥渡来地として完全に定着した、という経緯があります。 環境・気候の維持など、いろんな意味で、再び姿を消すことが無いよう見守って行きたいですね… 彼らがここで冬を越す期間は10月上旬〜3月末だそうです。306で訪れるのは少々厳しい、か… |
結局、瓢湖で1時間半近くノンビリしていました…
さて、あとは温泉に寄り道するだけ。
水原市街地から安田→五泉→村松とジグザグに走った後は、いくつかの県道を使ってほぼまっすぐ西に向かって進みます。
弥彦山が見えるところまで来た場所に、今日の温泉があります。
やってきたのは、岩室温泉にある【多宝温泉・だいろの湯】 一見すると今風の日帰り入浴施設で、受付や脱衣所は正にそんな感じなのですが、違うのはお湯の質。 さらに豪快なのは、屋外にある約50畳の広さのある浴槽。 結局、ここで1時間半ほど過ごしていました。 |
だいろの湯を出たのがちょうど17時。あとは自宅を目指すだけです。
とは言え、日が落ちるまでは今まで走ったことが無い道を走りつなぐことにしました。
まず弥彦山スカイラインを頂上まで。
残念ながら南側は災害通行止めだったのでUターンして戻り、いったん日本海沿いに出る迂回ルートで南へ。
信濃川の分水路河口からは、川沿いを長岡方面へ進みます。
長岡まで来ると関越道の長岡ICの真横に出ましたが、まだ高速には乗りません。
さらにR404→R403と南下し、少々山の中に入ります。
新潟県でもこの辺りまで来ると、まだ周りに雪が残っていますね…
さらに南下してR403がR252に突き当たった所からは、何回か走ったコースになります。
ここからは南東方面にやや進路を変え、十日町の中心部を通って六日町まで来たところで、ようやく関越道に上がることにしました。
60kmほど走った赤城高原SAで休憩します。
この先少々渋滞している様子だったので、ここで大休憩、さらにETCの深夜割引対象時間まで待つ手もありました。
しかしここまで来たら、さっさと帰ってしまいたい気持ちの方が大きくて、30分ほど休んだ後は先を急ぐことにします。
ただしETC通勤割引の恩恵は受けたいので距離を計算すると、六日町〜高崎間が何と99.9km!
高崎ICで下りて、すぐUターンして再入路。少し休んだおかげで渋滞も緩和されていて、速度が多少鈍る程度で助かりました。
鶴ヶ島JCTからは圏央道へ、現在終点のあきるのICで下りれば、後は勝手知ったる道です。
新潟から6時間、ちょうど23時、自宅に到着しました。
クルマで初めて訪れた春の東北でしたが、思った以上に楽しめました。
天気に恵まれたことも大きかったと思います。
また機会を見つけて、楽しみに行きたいですねぇ…
でも秋の東北にも、絶対行ってみたい場所があるんだよなぁ…
(2006年 春の東北 おわり)
今日の走行距離 : 541km … 今日の行程表
Peugeot 306 "dokomademo" Life