九州道からそのまま指宿スカイラインに進みます。
途中の錦江台展望公園で一休み。
風の強さは台風並み!で、気を付けないとドアが飛ばされそう…
まだ視界が霞んでいて、景色は今ひとつだったのが残念でした。
昨晩の寝る前の天気予報では「雨は明け方に上がる」とのこと。
それならば予定通り薩摩半島に向かうことにして、多少ノンビリ起きてから出発すれば現地でちょうど天気が良くなるだろう…と考えて就寝しました。
結局、普段どおりの7時前に何となく目が覚めました。外を見ると、すでに雲が切れて青空が顔を出す程度まで天気が回復している!
すぐに用意を始めますが少々手間取って、実際に出発できたのは8時少し前でした。
予想以上の天候の回復を生かすために、予定を翻して東九州道→九州道と、高速道路を使って先を急ぎます。錦江湾沿いに出た時点で日差しも眩しいくらいの好天になった一方で、風が強い!車体が少々流される場面も…
九州道からそのまま指宿スカイラインに進みます。
途中の錦江台展望公園で一休み。
風の強さは台風並み!で、気を付けないとドアが飛ばされそう…
まだ視界が霞んでいて、景色は今ひとつだったのが残念でした。
指宿スカイラインも、全線を通して走るのは10数年ぶりでしょうか?でも何だか走りにくいし展望も開けていない。前回もそうだったかなぁ…
写真の辺りが、一番爽快感を感じたかな?
スカイライン終点の頴娃ICを下りた後の県道の方が、路面状態も周りの景色も一段上でしたね。
池田湖の湖畔で、開聞岳が顔を覗かせました。
相変わらず強風が吹き荒れていて、湖面にも白波が立っています。
池田湖といえば『イッシー』、ですよね?
最近ではブームも完全に鎮火でしょうか。周辺の観光施設では前面に打ち出していますけれど…
ここから東に進んで錦江湾沿いに出ました。この先は、海に沿って薩摩半島の縁をなぞるように走るR226を、ひたすら進む予定。
すぐに有名な指宿温泉街が現れますが、まだ正午にもなっていませんし、天気も暑いくらいなので入浴はパス。
代わりに、色とりどりの花で溢れる駐車場で休憩します。
指宿市街を通り抜けたところで、国道を外れて寄り道へ。
やって来たのはJR指宿枕崎線・西大山駅。
『日本』最南端の駅として知られていましたが、数年前に沖縄にモノレールが出来てしまったので、各種表記の多くが『JR』最南端の駅に改められています。
肩書き?は変わっても、景色は不変です。素晴らしい!
もう数分早く到着していれば、列車の発車シーンを収めることができたのですが…残念でありました。
駅の西側に出て、306と一緒に1枚。
結局、駅の界隈で30分近くウロウロしていました。
次に、開聞岳の麓を1周してみます。
特筆すべきは自然公園の下を通る区間。
連続する500m強/200m強の2本のトンネルは両方とも完全1車線の幅しかなく(長い方には一応退避スペース有)、かつ照明は所々に開いている穴から差してくる天然の光のみ。
探検ムードいっぱいで楽しかったですが、対向車が来ちゃうとそうも言っていられなかったでしょうね。1台バイクが来たものの、バイク相手なら退避スペースですれ違い可能でしたから。
関門岳を背に国道に戻り、さらに西に進みます。地図を見る限り海に沿って進んでいるはずですが、あまりそのような雰囲気を感じません。
枕崎も10数年ぶりくらいの訪問でしょうか。ただし、駅および周辺はすっかり変わってしまっていて、以前の面影が全くありません。(駅自体が、「駅全体の写真が撮れない」ような奥まった場所に引っ込み、小さくなっている)
記憶の中の『鰹節の香り』だけが健在でした。
枕崎を過ぎて坊津に入ったあたりから海の見える区間が多くなってきます。ただ午前中に引き続き、少し霞みが掛かったような天気で海の色も灰色っぽく、景色としてはいまひとつ。
坊津から国道は進行方向を北に変え、入り江を上り下りしながら進んで行くカーブが非常に多くて道幅のやや狭い箇所の多い道に変わっていきます。まぁ交通量も少ないので、ノンビリ走る分には最適の道ですが…
途中の秋目は、映画007シリーズのロケが行われたそうで、記念の碑が立っていました。
薩摩半島から更に北西方向に張り出した野間半島の先端に、『笠沙恵比寿』という総合観光施設があります。それまでの景色から一転、突然現れる現代風で派手?な建物群、できれば立ち寄りたかったのですが大混雑。
泣く泣く諦めて、先を急ぐことに…
笠沙からは進行方向を東に変えて加世田方面へ。
このあたりで、ある節目が近づいてきました。
加世田の中心まで来た時点で、オドメータ表示が239982。
鹿児島交通加世田ステーション横で一休みした後、R270を北上し、頃合いを見て国道を外れ、0が並ぶのを待ちます。
日置市の吹上浜公園の横で、240,000kmを達成しました。
この時点で16時を回っていますので、もう宿を決めなくてはいけません。
ただ「どの辺りで泊まろうか?」いろいろ考えるのも面倒だったので、かなり遠いですが今日も都城まで戻ることに決めました。
予約TELを入れると今日も問題なくOK。あとは温泉だけですな…
手持ち資料の中から良さげな温泉をセレクトし、川内を経由して宮之城へ。
白男川地区の目的地に着いたらオジサンから「今日は定休日だよ」と。よく見たら資料にも書いてあったのに、注意力散漫ですな…
慌てて資料を見直し、近くの紫尾温泉に向かうことに。
入浴したのは最近改築された公衆浴場『神の湯』。基本をしっかり抑えた施設で、3段式に掛け流されるお湯は素晴らしいものでした。ただ私にとってはちょっと熱めで、半身浴の時間を長くとっていたにもかかわらず、後で少々のぼせてしまうような症状も…
湯上り後、宮之城市街まで戻ってきた時点でも、ほてりが醒めないような感覚が残っていたので一休み。
その後は途中から高速も使って、21時に3日連続の都城の宿に到着しました。
Peugeot 306 "dokomademo" Life