2006 秋の旅

9月24日

出発は朝9時ちょうど。
ETCの通勤割引時間帯に間に合うように出発したかったところですが、前夜飲んでしまったので当然早起きなどできず。
まぁノンビリ行きましょう。折りしも秋の交通安全期間中ですし…

まずは相模湖ICに向かい、そこから中央道で内陸方面へ。
ここまでは、普段山梨の温泉に行くルートと全く変わりばえがしません。

[photo:韮崎旭温泉]

というわけで、まずは当然温泉に立ち寄ります。
双葉SAの実験出口から外に出て約15分。韮崎市の韮崎旭温泉にやって来ました。

ここはBlogでも何度か登場したお気に入りの温泉で、その特徴は柔らかいお湯と、肌にまとわりつく細かな泡。さらに浴後は肌がビックリするくらいスベスベ!になります。

もちろん源泉掛け流し。超特級の温泉として太鼓判が押せますね。
いつも通りの気持ち良さに、旅立ち早々から停滞してしまいました…


[photo:R152沿いに咲くサルビア]

温泉を出たのが12時半過ぎ。日の高いうちに何処まで行けるかな?

韮崎ICから再び中央道に。諏訪南で下りて茅野から高遠経由で伊那方面へ。
沿道には淡いコスモス・鮮やかなサルビアが目立ち、心を和ませてくれます…


[photo:R361権兵衛トンネル]


伊那市街でちょっと寄り道して私用を済ませたあと、さらに西に進みます。
沿道に有名蕎麦店が現れます。既に今日の営業は終了しているようで、残念。

伊那から木曽福島方面に通じるR361は狭いクネクネ山道の続く難所でしたが、今年の2月に峠を貫く権兵衛トンネルが開通し、簡単に木曽側へ抜けられるようになりました。旧道は通ったことがありますので、今日の目的はこの新トンネルです。

本当にあっという間に通り抜けてしまいました…


[photo:R361地蔵峠旧道]

R19に突き当たったところで木曽福島方面へ左折、市街地目前の木曽大橋交差点を右折して、開田高原を目指します。

開田高原へのR361も整備され、峠の区間も新地蔵トンネルが開通していますが、ここは初めて訪れる場所ですので旧道(地蔵峠)の方へ。

予想通りかなり狭いです。これが唯一の国道だった頃は大変だったでしょう。
新道が完成している今は、すれ違うクルマもほとんどありません。


[photo:地蔵峠頂上]

旧道の地蔵峠頂上の展望台横で一休み。
ちょっと霞ががってはいますが、爽快な景色が広がっています。
御岳方向は雲で隠れてしまっていたのが残念でした。


[photo:「まつば」のお蕎麦]

さて、開田高原と言えば蕎麦ですが、実は今回お店のリサーチができていません。
結局、沿道に出てきた、なんとなく名前に聞き覚えのあるお店に入って食しました。
まずまずだったでしょうか…

恒例の蕎麦祭りは来週末だそうです。一度くらいは参加してみたいとは思いますけれど、経験者の話ではとんでもなく混雑するらしい。それがネックですな…


[photo:岐阜県道435号]

お蕎麦屋さんを出た時点で16時半を回っています。
そろそろ日も傾いてきました。さらにR361を西進、高山方面を目指すことにしますが、地図を見ていたら「白樺の原生林に囲まれた静かなルート」という文字を見つけました。
さっそくR361を逸れて、その道(r463→r435)に迂回してみたのですが…

チャオ御岳スキー場への道が分岐する柳蘭峠までは雰囲気のある道だったものの、その先のr435は激狭かつ舗装ボロボロの山道で、かなり神経を使ってしまいました。しかも白樺林が目立ちません。
走行注意区間は数キロで終わりましたが、コース選択は完全に失敗でした。


[photo:荒城温泉・恵比寿之湯]


しばらく走ってR361に復帰、高山まで10数キロの美女高原まで来た時点で、かなり暗くなりました。
ここで今日の宿は高山に決め、予約のTELです。あっさりリザーブできました。
あとは温泉でノンビリするだけですね…

この界隈には有名な温泉が点在しますけれど、今日は小じんまりした日帰り施設に向かいます。
広域農道・大規模林道で高山市街を避け、やって来たのは高山市丹生川の「荒城温泉・恵比寿之湯」。

いやぁ、良かったですね。オレンジ色のお湯は浴槽や床に成分をこびり付かせています。
湯上りに汗が引かなくて困るほどポカポカになりました。

温泉の後は高山市内で少々お買い物のあと、ちょうど20時に市街地やや外れの宿に到着しました。
明日は何処まで行けるかな?


24日の走行距離 : 393km … 今日の行程表

9月25日に続く

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