2006・春の東北

5月1日

出発は朝9時ちょうど。

最初はETCの深夜割引が適用になる時間帯の出発を考えていました。
でも北海道に渡る時のように途中で休憩を入れないとキツイなぁ…などと考えているうちに何となく面倒くさくなり(笑)、結局朝までノンビリ寝てからの出発にしてしまいました。経済的にはキツイですが…

[photo:上河内SA]

出発直前のチェックでは首都高に目立った混雑はなかったものの、都心に近づいて行くうちに状況が変化し、計30分ほど渋滞に巻き込まれてしまいました。浦和の料金所を通過したのが11時直前。
この分だと、今日は大してウロウロできそうもありません。蕎麦と温泉で終わっちゃうなぁ…と考え、寄り道せずにお蕎麦屋さんに向かうことに決めました。

東北道、GW序盤の土日は大きな渋滞が出たようですが、今日はクルマの数は多いものの流れが悪くなるほどではありません。大きなストレスを感じることもなく走ることができてラッキーです。

上河内SAで休憩して軽く食べます。この後蕎麦をたっぷり食べる予定なので、それまでの空腹を抑えるためのフランクフルトだけですが…


[photo:山形中央道]

上河内を発った後、福島県に入ったあたりから雲行きが怪しくなり、郡山以北では雨が降り始めました。なぜか昼間に東北道を走ると、いつもこのあたりで雨に降られるような気が…
宮城県に入る頃には上がってくれましたが。

その先、村田JCTで山形道へ、さらに山形JCTでは東北中央道を北方面に進みます。お昼の14時過ぎですが、走っているクルマは対向車を含め、殆どいませんねぇ…


[photo:大石田町次年子・七兵衛]

東北中央道を現在の終点の東根ICで降り、R287を西へ。
少しショートカットしてR347に入り北進、村山市の外れでr36へ左折すると、登りの続く道になります。
路肩の残雪が一気に増えてきて、標高が高くなっていることを実感。

小さな峠を越えて大石田町に入ってほどなく、目的地の次年子に到着しました。

1年半ぶり・10回目くらい?の訪問になりますか。お蕎麦屋『七兵衛』さんです。
GW期間中とは言え今日は平日、かつ既に15時を過ぎているせいか、お客さんは5〜6組程度でさほど混雑していません。これならすぐに蕎麦が出てくるはずなのでホッとしました。


[photo:七兵衛さんの蕎麦]

ここは基本的にメニューがありません(蕎麦食べ放題\1050)。

システムとしては入口で番号札を取って中に入り、人数を告げると人数分のつゆ+おろし汁のセットと小皿料理3品がまず出てきて、しばらく後に椀に入った蕎麦が出てきます。おかわりは声を掛ければ持ってきてくれます。
混雑時はひっきりなしに茹でていると思いますが、今はお客さんも総勢10数人くらいしかいないので、まとめておかわりの数を聞いて、その分だけ茹でているようでした。

で、感想は…ここはいつ来ても美味しいです。間違いがないですね。今回も大満足!
調子に乗って4杯食べたので、お腹はパンパンです…


[photo:次年子の残雪]

お蕎麦屋さんの周囲は、まだ残雪がたくさん残っていました。

さて、そろそろ宿を決めなくてはいけません。明日のことも考えて、事前にチェックしていた候補の中から宮城県古川(現・大崎市)のビジネスホテルにTELしたところ、すんなり予約が取れました。

あとは温泉だけ。
通いなれた道(?)を大石田町市街まで下って行き、そこからR13で新庄へ。
途中、地図に「蛇行する最上川の展望地」と書かれた峠があったのでR13を外れて見に行きましたが、施設は寂れており、また樹木に遮られていて眺めも今ひとつでした。


[photo:前森温泉・清流]

新庄からはR47で古川まで一本道です。
その途中に有名な鳴子温泉がありますが、混雑してるかな?という危惧があったので今回はパス。

今日立ち寄るのは鳴子よりも手前、山形県の最上町にある、前森温泉?の小さな日帰り温泉『清流』。
見た目、普通のお宅ですし、周りは畜産場…という一風変わった施設で、浴場も小じんまりしたもの。
それでもお湯は悪くなかったですね。湯上りになかなか汗が引かないタイプの温泉で、なかなか服を着ることができませんでした。

温泉の後はR47を1時間強、20時少し前に古川の宿に到着しました。
明日から、桜を巡る旅の本番です。


1日の走行距離 : 631km … 今日の行程表

5月2日に続く

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