できるだけ同じ道は使わないのがポリシーですが、気分の良い道は何度走っても楽しいものです。
日本海側に出るルートにも、岩手山麓の道とアスピーテラインを通ることに決めました。
雫石まではＲ４５を避けて進み、その先はしばらく昨日と全く同じルートです。

まずは昨日と同じ場所で１枚。
朝方だからでしょうか？昨日と比べるとやや霞みがかった山並みになっています。
それでも天気は最高！

同じくアスピーテラインも最高！

しかし峠頂上の駐車場手前では若干の渋滞発生。
時刻は１０時半、通行止めのゲートが開いてから２時間で満車になるんですねぇ…
（冬季通行止め解除直後は、当面夜間通行止めなのです）
さすが人気スポット、昨日のうちにノンビリしておいてよかったです。

峠下の駐車スペースから南西方向を１枚。

絶景、ただそれだけですな…

森吉町米内沢の手前では、国道沿いに桜並木が広がっていました。
そういえば、今日ここまで、そんなに桜を見かけなかったような気が…
桜前線は、秋田県北部あたりを北上中…といったところなのでしょう。

米内沢からはＲ２８５で秋田方面に進み、一気に日本海側を目指します。
飯田川のＲ７合流点で左折専用レーンに惑わされたり、ＪＲ大久保駅前でお祭りの通行止めに遭遇したりして少々ロスしましたが、なんとかＲ１０１に乗って男鹿半島方面へ。

やって来たのは寒風山。
男鹿半島の付け根にポツンとそびえる小さな山で、高さは350mちょっとしかありません。しかし回りに平野地帯が広がっているので、広がる景色は非常に爽快なものがあります。
頂上のレストハウスには回転する展望台があります。

頂上から秋田方面を望むと、見事な曲線を描いた海岸線が目に入ってきます。

この景色といい、山頂周辺の草原地帯といい、こんなに開放感あふれる場所はなかなかありません。

秋田…ということで、こんなキャラクター像も。

さて、時間は14時半を回っていますので、そろそろ寄り道もできなくなってきました。今日の宿・酒田は、まだ150kmほど離れています。
ちょうど？秋田〜庄内間の海岸線は３０６になってから走ったことの無い区間ですので、そこをひたすら南下することにします。温泉も大きな寄り道はできません。

寒風山から海岸沿いを秋田市内へ、そこからＲ７を進みます。クルマの量が多いなぁ…と思っていたら岩城町内で渋滞に捉まり、そこからノロノロが30分続きました。
本荘市街の本荘大橋の信号がボトルネックだったようです。

本荘通過後も、クルマの流れは良くありません。
時刻は16時半を回っていましたので、そろそろ温泉のことも考えなくてはいけませんが、当初考えていた温泉は酒田より先にあり、今からでは時間的にキビシイのでパスせざるを得ません。そこで情報の少ない中、この先の金浦町（現・にかほ市）にある施設が掛け流しらしい…と分かったので、そこに向かうことにしました。

今日のお湯は「天然温泉はまなす」です。
どうも掛け流しは露天だけ？のようでしたが大混雑でしたので、内湯に留まることに。それでも塩化物強塩泉というだけあって茶色っぽいお湯は浴感が強く、まずまず満足することができました。