8月24日

朝7時、滝川市を出発。
まず日本海側を目指し、R275→R233経由で留萌に向かう。
空に雲は少ない。今日は良い天気になりそうだ…

留萌からは、楽しみにしていた日本海オロロンライン(R232)へ進んだのですが、運悪くトライアスロン大会のバイク競技に遭遇してしまい、天塩までの140kmは、競技中の自転車に非常に気を使う走行となりました。


利尻富士と306
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天塩でR232と別れ、道道106号に進む。
幌延で、ようやくトライアスロン隊が分岐してくれました。

天候はどんどん快晴のほうに向かい、気分最高のドライブ。
一気に走ってしまうのがもったいなくて、小刻みに止まって風景を楽しむ。
これほどの青い空の下、これだけ綺麗な利尻富士を見たのは初めてのような気がします。

どこまでも続く道道106号
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電柱や路側帯表示のポールもなく、どこまでも続く道。
何もない自然に圧倒される、これが北海道の醍醐味。


これだけの晴天となれば、今日のもうひとつの目的地も、素晴らしい風景が期待できる。
道道106を稚内まで走り切り、そこからR238で宗谷岬に向かう。


宗谷岬
岬そのものはメジャーな観光地で混雑している。
少しの休憩後、本当の"宗谷岬の目的地"に向かう。

宗谷丘陵
ここは、宗谷岬から南に丘をひとつ越えたところを走る道道889号線。
このあたりは【宗谷丘陵】と呼ばれているエリアで、氷河時代の名残の地形を見ることができる。
(306の向こう側に広がる丘に、筋のように見える凹の部分が、氷河による侵食で削れた跡)

岬の喧騒とは全く無縁の静けさが広がる。
こういう風景が大好き。

宗谷丘陵から宗谷海峡を望む
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宗谷丘陵から岬へ下る道も素晴らしい。

写真では分かりにくいですが、海(宗谷海峡)の向こうに、カラフトが僅か
に見えています。

宗谷丘陵(2)
道道889を更に奥に進むと、このような景色が。
宗谷岬からクルマで数分のところですが、道路以外は人手の入っていない自然が広がっている。


さて、そろそろ今日の宿を決めなければ。
今までの旅で縁のなかった天塩川温泉にTELしてみると、あっさり宿が取れた。
ちょっと内陸まで戻る形になるけれど、道北にはお気に入りの道がたくさんあるので、それらを走りつないでいけば、ちょうど夕食時間に間に合うように着くだろう。


写真ありません

宗谷岬から、稚内に戻る形でR238。
稚内空港のところから、内陸に入る道道121号へ右折。

この道道121沿いも、ちょっと日本離れした風景が続く。

豊富町営大規模草地牧場
ここは、豊富町の町営大規模草地牧場内。
道道121の西側に広がる牧場で、敷地内を縦断する広域農道は非常に見晴らしが良く、アップダウンもあって非常に気分の良い道です。

写真ありません
次のお気に入りは、幌延町・中頓別町の間にある知駒岳を越えていく道です。

幌延駅まで道道121を走り、そこから道道258・645・785と進む。
道道785知駒岳周辺は針葉樹林がずっと続く峠道で、なんとも壮大な景色が続く。

写真ありません
さて、そろそろ宿に向かう時間。
R40まで戻り、そのまま音威子府に折れて宿に向かうつもりでしたが、西の空がほのかに赤い。
今日の天気からすれば、日本海側に出れば素晴らしい夕日が見られるかもしれない。
ものすごく悩んだが、夕日は次の機会にとっておこう…

19時前、天塩川温泉に到着。

8月25日に続く

今日の詳細行程(滝川〜天塩川温泉)


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